
いちごの太郎 ・ 次郎 ・ 三郎
3月に農園に植え付けられた親株から、6月頃 ランナー と呼ばれるツルが伸び、子株が発生します。
子株は、親株に近い方から 「太郎」 「次郎」 「三郎」 ・・・ と呼びポットに植え付けられます。
ハサミを使い、株からランナーを切り離す箭本さんご夫婦。7月下旬からこの作業を行います。
イチゴ栽培は、座って行う作業が多いため、肉体的には楽ではありません。「お客様が喜んでくれるから、つらい仕事も続けられる」 印象的な箭本さんの言葉でした。
切り離された子株です。
太郎 は、子株としては使いづらいので 次郎 三郎 を使ってイチゴ栽培をします。
親株は、子株を取ることだけに使います。ひとつの親株から20個ほどの、子株が取れます。
子株は、9月の定植に向けて生育します。
4?5日ごとに根本より新しい葉が出てきます。株を太らせるために、新しく出た3?4枚の葉を残して、残りはすべて摘んでしまいます。
この作業を定植まで繰り返しますが、イチゴ栽培は、いかに手をかけて良い株を作るかがポイントだそうです。
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